3年目を迎える情報の交差点チームは個々人の活動が多様であり、チームとしての活動は各市で年1回行う出前講座である。
今年は運動の進め方を変えてみた。全員が揃う機会が少ないのなら担当制にしたらどうかと提案し実行した。諸般の事情で今年は2名の方が運動から離れた。活動の基本は、無理をせず自分の出来る範囲での活動が許されている。
また、各方面からの応援をいただいている。武蔵野市民社会福祉協議会、三鷹市社会福祉協議会、小金井市社会福祉協議会、ルーテル学院大学にはそれぞれ担当の方がいて、暖かく力強い支援をいただいた。三市からも何かと支援をいただいた。
講師を引き受けてくれた3名の方には特段のお礼と感謝を申しあげます。お忙しい中、ボランティアで参加し資料を用意し講座を運営していただきました。また、ボランティアで応援してくれたルーテル学院大学の学生さん、夏休みの貴重な時間をありがとうございました。
このようにみなさまの温かい支えと知恵で三つの講座等を終えることができました。多世代、多様な方が参加し、参加して良かったと思われる点があったならば最高の幸せです。また、運営や講座の内容等にご意見があればご指摘いただければ幸いです。(2018/12/30 代表 松本輝一)
学習会
テーマ:介護保険のい・ろ・は
あなたの「ココが知りたい」にお応えします
日時:平成30年6月5日(火)19時から
場所:武蔵野市立・男女平等推進センター
講師:阿久津美栄子さん
NPO法人UPTREE 代表
参加者:8名
概要:大きく介護者支援、介護保険制度の二つの説明があり、その後質疑応答で1時間半の勉強会を終えた。知らないとこが多く、改めて課題の多さを知った。
介護者支援の項では介護殺人、みえない職業、サンドイッチ年齢、介護者の現状、介護者の人生問題、介護者は多様などを知る。具体的な情報が欲しいことと、大事なことは限界を知ること。
介護保険制度では2000年4月のスタートから歴史を振り返り、サービスの利用手順を説明。すべての窓口が地域包括支援センターであること、ケアマネージャーの存在などを知る。客観性が大事なんだ。
学習会の後懇親会を持った。介護は言い出しにくい点もあり、個人で抱えてしまうところもあり、ざっくばらんな雰囲気の中で己の介護体験、体験中を出し合った。知らないことが多すぎる。今後も継続して取り組む課題である。
子どもイベント
テーマ:「みんなでやろう!遊びとスポーツ!」
日時:8月20日(月)9:00~12:00
場所:ルーテル学院大学
講師:横森茂樹さん
大学体育講師
参加者:小学生24名、運営関係者23名、参加者総数47名。
概要:心配された気温でしたが28度と30度を切りました。ところが心配が一つ。雨です。天気予報だと10時ごろが危ないと。
小学生24名、スタッフ8名、講師2名、学生スタッフ8名、三鷹社協2名、小金井社協2名(内実習生1名)、ルーテル学院大学1名の計47名の参加でした。また、付き添いで数名の方が、送迎では多数の保護者の方が協力してくれました。ありがとうございました。都会議員の中村ひろしさんが応援に来てくれました。スタッフのみなさんの熱い思いで会が無事に終えることができました。初めはぎこちなかった24名でしたが、ゲーム、外遊びと進む中、汗にまみれ素晴らしい笑顔になってきました。
約3時間、けが人もなく本当に良かったと思います。内容を振り返るといっぱいやったんだ。講師の横森先生、ギターを片手に「手と手と手と」、あそびとスポーツご指導ありがとうございました。引き出しがいっぱいあります。サッカー指導に田辺さん、元気のいい男子小学生の指導ありがとうございました。学生スタッフのみなさん、笑顔で素早く対応してくれてありがとうございました。そして社協のみなさん、ルーテル学院大学のみなさん、ありがとうございました。夏休みのいい思い出になってくれればと願っています。
グッズをいただいた三鷹警察署、三鷹消防署、ルーテル学院大学さまに感謝します。
テーマ:「誰も取り残されないための 地域での取り組みを考える!」
日時:平成30年10月6日(土) 午後2時 ~ 4時30分
場所:小金井市商工会館 2F
講師:福田暁子さん 💛盲ろう者の視点から…
◦前・世界盲ろう者連盟事務局長(2013.10~2018.6)
◦全国盲ろう者協会評議員(国際協力推進委員)
◦アジア盲ろう者団体ネットワークコーディネーター
参加者:47名。参加者総数68名
社協・関係、4名。交差点スタッフ8名。ボランティア3名
合計:62名 + 6名(福田さん、ヘルパーさん、通訳さん)
概略:福田さんから感動ドキュメントを紹介された。10月1日の早朝、台風24号の暴風雨が東京を襲った。ヘルパーがいなかった。自分の手元にバッテリーを。停電に気がつかない私、iPhoneが充電されない。加湿器がないと・・・。台風の最中の2時半ごろ訪問者が来た。発電機を持ってきました!二人の会話が危険な感じ。2012年に支援計画にユーザー登録してあった東京電力の方だった。これぞまさにご近所力。可能ならば発電機を持ってきますよと。孤立状態をフェイスツーフェイスで防げ、生き延びられたと。
スタッフの感想
福田さんの言葉一つ一つにエネルギーがあり、心が動かされました。障がいって何だろうと改めて考えさせられた貴重な機会でした。ありのまま、今の自分をめいっぱい生きてる福田さんの姿が本当に格好良かった。話の中にもユーモアがあって、会場の中が笑いで温かい雰囲気になりましたね!
皆さんと一緒にこんなにも素敵な会が出来て幸せな気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!