残された人生 世のため人のため


高校の同級生とのメッセージの交換より

11月2日の天畠大輔さんの講演会のお知らせを手紙やメールで知らせている。今回は高校の同級生にも案内を出した。

桂くんは高卒で働かず大学進学し教員の道を選んだ。

メッセージの交換を紹介する。

 

(桂くんからメッセージ)本日17日に、貴兄からの封筒が届きました。ありがとうございます。中を開けて驚きました。情報の交差点の代表を務めているんですね。

本当に素晴らしいことで、敬意を払います。参加したい気持ちもありますが、実は既に毎日が殆ど埋まっており、これ以上入れることは無理があります。

訪問介護も知的・視覚障害者のガイドも大学の授業も、研究会の指導や現職教員の指導、更に三宅島友好協会や献血推進協議会の理事もあります。

空いている日は、ほぼない状態でその他にも機関誌の編集長や合唱団のパートリーダーや受験生の指導等々数え挙げれば、きりがないほどです。

ですから、もうこれ以上は出来ない状態で私は私なりに精一杯社会貢献しようと考えています。貴兄の活動を陰ながら応援したいと思っています。桂雄二郎

返信 松本輝一

お忙しいのは承知で案内を出しました。地元で同級生がこんなことをやっているということを知って欲しかったのです。

私は知ったかぶりをして何十年も生きてきたようです。共生、自立という言葉を自分の都合のいいように解釈していました。

自分が知らないということはみんなも知らないということに気がつきました。すべてに手が回りませんので、できるところから始めます。

情報の交差点では、いつか桂さんの講演会をしたいなと話し合っています。市民の活動を知らせるのが私たちの任務です。助け合って、支え合って心豊かに生きていきたいなと思います。

お忙しいところお返事をいただきありがとうございました。森久保さんにも月に2回くらいメールを送っています。応援のメッセージになればと。彼も生きるために頑張っています。

桂雄二郎さまからメッセージ

丁寧な返信ありがとうございます。松本さんは本当に凄いなと感じています。今日も朝は自閉症の青年を事業所へ連れて行きましたし、明日はダウン症の子どもを学校から自宅へ連れて行く仕事があり、同時に特養ホームでの脳トレーニング、歌のボランティア活動、夜は9:30まで武蔵境で合唱団の練習と一日ビッシリです。学習参考書の監修の仕事も締切が間近です。お受験の面接指導も保護者にありますし、実は結婚相談所の講師と言うのもあります。残された人生は、世の為人の為に使うことに決めたのです。ささやかですが、私を必要としている人がいれば、その人の為に全力を傾けることにしています。私も松本さんも74歳で残された人生がどれだけあるか分かりませんが、お互いに出来ることを精一杯やって行きましょう。健康でいるだけで十分です。桂

返信 松本輝一

同窓会の幹事をやって人生が変わりました。故人になった人、行方不明の人、病気と戦っている人、大切な人を失った人、現役で働いている人など多様なクラスメート。

同窓会の席で講演をやるということを考え三回行いました。青木さん、嘉村さん、安原さん。奥深い生き様を教えてもらいました。確固たる自信を持っています。

ただ、森久保さんの膵臓癌の話にはびっくり動転しました。どうやって仲間に知らせるか悩みました。どうやら、幹事の私だけに教えてくれたようです。

ですから、責任を持って背中を押しています。で過ぎても行けないし節度を持ってやっているつもりです。最近は散歩もしているとのことです。

桂さんに刺激を受けて私も「今、ココ」をだいじにして生きつづけるつもりです。あっという間に74ですね。限られた時間を大切にしなければならないですね。健康が第一です。神さまにニラマレナイことですね。